2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

研究は発表しないと磨かれない

この日の夜は、関学大在学時代、活動していた少し真面目な学術サークルのメンバーの4名が再び集まって、我が家で勉強会。僕は元院生ですが、僕以外は現役院生で、修士論文で書いたこと、書こうとしていること、書きたかったことを、発表しあい、コメントし…

なぜ『ビッグ・イシュー』が売れないのか?

『ビッグ・イシュー』とは、ホームレスの人々しか販売できない街頭販売雑誌である。その販売現場を見かけたことがある人は多いのではないだろか。雑誌販売という「ホームレスの仕事」をつくることで、仕事に対する前向きな意識の醸成を促し、同時に収入も生…

ルーム・シェアリング!?

ゴールデンウィーク期間中、沖縄から親友のレオくんが、我が家に滞在します。「遠方より友あり」ということなので、嬉しい限りであります。 いつぞやの人材育成に関するシンポジウムで、「支え合う仲間」の存在が初志貫徹や技能向上には不可欠だという話が出…

今は祈るほかありません。

昨日、JR福知山線で発生した列車脱線事故。海外メディアでもトップニュースで取り上げられるほどに、日本の電車事故としては、「ありえない」ものだったようです。ニュースを見るたびに被害に遭われた方のお名前が増えていく報道に、いたたまれなくなりまし…

遠方より友あり

今日は(高等部からの友人である)キリちゃんと洋平が、昨日あった大学時代の活動仲間の結婚式の帰りに、京都に立ち寄ってくれました。遠方より友が来てくれることは、何より嬉しいことです。あんまりゆっくりと時間を共にすることはできませんでしたが、い…

シチズン・リテラシー

鈴木崇弘ほか編著『シチズン・リテラシー−社会をよりよくするために私たちができること』教育出版、2005年 本日、この本をシティズンシップ教育推進ネットの大久保さんからご進呈いただきました。大久保さんが分担執筆されていることもありますが、出版元に…

統治から協治へのソーシャル・デザイン

政府・行政(官)がリードして、社会をデザインし統治する時代から、官と民が協働して社会をデザインして、協治していく時代が来ている、とは、既によく言われていることです。(分かりやすい例は、アンソニー・ギデンズ『第三の道−効率と公正の新たな同盟』…

補完性(subsidiarity)の原則

「補完性(サブシディアリティ)の原則」というのは、NPO/NGOといった市民活動と国家の役割関係を説明する際に(EU圏を中心に)用いられる考え方である。 「政府の失敗/市場の失敗」からNPOの位置づけを整理する(アメリカを中心とする)NPO論が力を持つ日…

月曜日は大学生!?

本日、久々に関学へ「登校」。偶然、僕の定休日と、恩師である阿部先生の大学院の演習が重なったということで、(時折)お邪魔させてもらうことになったのです。 テーマは「監視社会研究」。昨夏、立教の院生仲間有志で勉強会をしたものの、そこで積み上げら…

夜桜を愛でる。

今年は花見に行かないまま、春が終わりそう…と思っていたのですが、この晩、ギリギリセーフの花見へ。我が家へ遊びに来たBHの後輩と一緒に、今日まで行われている二条城のライトアップで、夜桜を堪能してきたのでした。 ライトアップされた夜桜をきちんと見…

#2 「花/雨」

4月2日のブログで紹介した#2(シャープ・ツー)から、本日、シングルCDが届けられました。メールで(ホント簡単に)「いい音楽、ありがとう。これからも頑張ってください!」と送ったことがキッカケで、CDをいただくことになったのですが、こうしてファ…

アタマが活性化する時間

最近、気がついたのですが、通常モード(cf.研修講師モード)の僕のアタマの回転が速くなる時間帯は、総じて「夜」(主に19時以降)です。朝とか昼とかは、比較的のんびりしたモードで、情報をうけとっても、いいレスポンスを返せていないことが多いものです…

「○○を応援しています」という言葉のメタ・メッセージ

最近、よく「わが社は愛・地球博を応援しています」というメッセージを広告で見かけます。こうした「〜を応援している」メッセージに対しては、多くの人が、企業は「何か社会的に良いもの」を応援していることを提示して、企業イメージを良くしようとしてい…

なお、この書き込みでは、うまく書けませんでしたが、メディア・リテラシーは「批判的な読み」だけで定義されるわけではありませんし、そこでいう「批判的」は「シニシズムやニヒリズムをもたらす批判」ではありません。そうした説明については、ここでのコラムに掲載した「メディア・リテラシーの言う『批判的読み解き』の意味」をご参照ください。

ホスピタリティあるふるまいとソーシャル・キャピタル

土曜日、A SEED JAPANの理事会があるということで、東京に出張。さすがに、つい最近まで住んでいたこともあって、「戻ってきた感」がしました(笑) とはいっても、東京を懐かしむ間もなく、会議。12時30分くらいから始まり終わったのは21時。しっかり議論を…

なはまちつくる議会報告書

昨日、沖縄の親友・レオから、彼がプロデュースした取り組み「なはまちつくる議会」の報告書をいただきました。「僕らのマニフェスト なはまちつくる宣言−僕らが望む10年後の未来なはに向けて−」です。 10年後の那覇の町に「の こしておきたいもの」と「なく…

ワーキングスタイル

(小さなNPO以外の)会社で働きだして、ワーキングスタイルに微妙な変化が。 1.休憩時間を自分の好き勝手にとれない* 2.毎日スーツである** 3.音楽を聴きながら仕事できない 4.ファイリングをこまめにしている(使える事務用品が飛躍的に充実) 5.常に相談し…

息抜きのタイミングは各人のデザインに任せた方が、集中力はあがると思うのですが、サボりが懸念されるんでしょうなぁ〜 好きな仕事してたら、そんなに手は抜かないわけで、概ねそうではないと会社は思っているんでしょうか。

服装も、各人が仕事しやすい服装でええと思うんやけどねぇ スーツで公/私をきちっとわけたい人はそれでいいし、リラックスした方がクリエイティブならそれでええわけやしねぇ。

お引越し。

昨日、京都の新しいお家に引越しました。ビッキー、永井ちゃん、よしみちゃんと友人らを巻き込んでの引越大会だったのですが(ありがとね〜)、相当な荷物量で、14時にスターして、20時に9割完了と長時間労働。 何せ、JR貨物のコンテナ(これ)が、そのまま…

音に浸る空間。

オススメなイベントが明日、大阪で催されます。学部ゼミの親友であるDJ Kengoらが仕掛けている、リビングルームパーティーcollectiveです。 ダンスミュージックをプレイするパーティーですが、いわゆる「クラブ」とは趣が異なります。「リビングルーム」のよ…

#2

今日、会社の帰り道、三ノ宮駅前で歌うストリート・ミュージシャンの声に足が止まりました。 #2(シャープ・ツー)という、アコギ・デュオです。実はストリート・ミュージシャンの歌を聞くのが僕は好きなのですが、今日は久々に全曲聞き入りました。ええメ…

ゲーティド・スクール

現在、学校教育現場では「危機管理」(安全・安心の学校づくり)が、大きな課題であるとよく聞く。これは、まちづくりでも同様の動きである。私は、そうした動きが余りに過剰で、このままいけば、非/無寛容な社会、社会的排除が横行する社会をもたらしかねな…