ホスピタリティあるふるまいとソーシャル・キャピタル

 土曜日、A SEED JAPANの理事会があるということで、東京に出張。さすがに、つい最近まで住んでいたこともあって、「戻ってきた感」がしました(笑) とはいっても、東京を懐かしむ間もなく、会議。12時30分くらいから始まり終わったのは21時。しっかり議論をすると、こんなに時間とパワーを使うんだなと、毎回ASJ理事会後は心地よい(…けど激しい)疲労感を味わっています。もちろん、時間をかけていることに価値があるのではなく、「中身」でどれだけ議論がなされているのか、とうことが大事なわけですが、その点においても、ASJ理事会は充実しているように思います。



onigiri.jpg そんな「一大事な」会議後、新宿から1時間30分かけて移動して、我孫子の義くんのお家に。彼とは僕が講師をした講座で出会ったのですが、意気投合して、プライベート面でも仲良くなったという(やや珍しい)ケースです。義くんを通じて、彼と一緒に地域活動をしている仲間とも出会い、この日はその面々とも一緒にお茶でまったり語る夜でした。



 沖縄の仲間もそうなのですが、このように地域に愛着をもって地道に活動する仲間の熱いハートや身軽なフットワークに、非常に刺激を与えられます。ちなみに、この日に交わした色んな話は、既存のソーシャル・キャピタルに巻き込まれつつ、新しいソーシャル・キャピタルがキーパーソン(義くんら)を媒介に育まれていくプロセスについて考えを巡らす、いいキッカケとなりました。



 翌朝、家を出るときに、義くんが「お昼ごはんに」と玄米おにぎり(義くん風)をつくってくれました。こうしたホスピタリティあふれる行為こそ、彼の素晴らしい持ち味です。ここに魅了される人が僕を始め、多いんでしょうなぁ。僕も見習わなければならないですね。