統治から協治へのソーシャル・デザイン
政府・行政(官)がリードして、社会をデザインし統治する時代から、官と民が協働して社会をデザインして、協治していく時代が来ている、とは、既によく言われていることです。(分かりやすい例は、アンソニー・ギデンズ『第三の道−効率と公正の新たな同盟』日本経済新聞社,1999年)
しかし、そこで言われる「協治」を巡って(地域文脈も踏まえつつ)、一体どのようなものであるべきなのか(ベキ論)、実際にどのようなものであるのか(デアル論)、そして「デアル」が「ベキ」に近づくためには、どういう課題を解決していく必要があるのか、といった問いにしっかり向き合われていることは、まだまだ多くはないでしょう。
今回紹介する、きょうとNPOセンターと龍谷大学LORCが共催する下記のイベントは、そうしたことをしっかり議論するものです。NPO関係者はもちろん、興味がある方にもオススメいたします。
■きょうとNPOフォーラム2005
「統治から協治へのソーシャル・デザイン」
□日時:2005年5月21日(土)13時30分〜19時30分
□場所:龍谷大学深草学舎
□参加費:1000円
※事前申込が必要。詳細はウェブ参照のこと。