2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

聖書を読むとはどういうことか?

ふと「聖書」を読む意味について、思いを馳せてみました。 キリスト教は神さまと「対話」する宗教だと言われています。非常に大雑把な議論ですが、「祈り」は、単純な現世利益を一方的に求める「お願い」ではなく、神さまに向かって私が何をすべきかを問いか…

震災の日に読む聖句

毎年、阪神・淡路大震災の日に読んでいる聖書の箇所があります。 コヘレトは言う。なんという空しさ、なんという空しさ。すべては空しい。 太陽の下、人は労苦するが、すべての労苦は何になろう。一代過ぎればまた一代が起こり、永遠に耐えるのは大地。日は…

シチズンシップ共育企画のミッション

先日、新しい学生スタッフが、シチズンシップ共育企画に加わりました。そこで、久々にオリエンテーションを行ったのですが、そこで行ったシチズンシップ共育企画のミッション等の解説を、ここに転載しておきます。ユース・ボランティアは随時受付中です。ご…

「行動を動かす気持ちに関わる」ほか

今日は、こどもの城(児童育成協会)主催「地域における中高生活動ファシリテーター講習会 in 京都」のワークショップのファシリテーターとして、お仕事して参りました。 その席上、教育ファシリテーションの小話として、以下の2つのトピックに触れました。…

震災を「語れる体験」の拡張

「1.17」が近づく中、自分が担当している大学の授業のいくつかで、震災について時間を割きました。 ある科目では「阪神・淡路大震災の話を踏まえつつ、他地域の高校生に日常的な減災に向けた取り組みの重要性を伝える」というお題で3分間スピーチを小グルー…

仲間になるために払う「参加費」

昨日・今日と兵庫県下のNPOで働いている(働く予定である)若者が集う場がもたれました。代表・事務局長クラスは、いろんな会議でお互いに顔を合わせるものですが、なかなかスタッフレベルとお会いするのは珍しいことで、僕自身、初めてお目にかかる方が多く…

「しめくくる」しこみと、「はじめだす」しこみ…

1月って年始早々、こんな忙しいもんだったけ?と、ふと思わざるを得ない日々です。 何が多いかといえば、ミーティング。1月5日から毎日ミーティングが続いています。しかも1日に連続で別機関・別テーマのミーティングを何本もするのが普通に。最もすごかった…

ためらいのセンス

即決・即断・即行・即効…とスピーディーであること、効率的であることが称揚される昨今ですが、そうした傾向に対する違和感を最近抱いています。 現実社会は複雑で多様であり、AかBか、白か黒かと「すぐに」結論を出すことは難しいのではないでしょうか。現…

「なってほしくない」リスト

あけましておめでとうございます。2009年もどうぞよろしくお願いいたします。 年末年始は多くの方と久々に再開する時ですが、年末に昨年度までシチズンシップ共育企画でインターンをしてくれていた寺尾くん(おっちょ)とも会い、近況を伺ったりいたしました…