2007年をふりかえる

 2007年の一年間にどのようなことがあったのか、手帳をめくりながら、ざくざくっと振り返ってみましょう。



 講座関係では、どの講座も印象深く、すぐに思い出せるのですが、例年にはなかったテーマであったり、雰囲気になったものを中心に今回は取り上げました。詳しくはシチズンシップ共育企画のサイトをご覧下さい。



■1月

○「ファシリテーション・グラフィックを学ぼう!」を主催。「何のために書く/描くのか」が問われ、ファシリテーション観がぐっと問われる内容になりました。深かったねぇ。



東京スポーツ文化館(BumB)主催の「若者スキルアップ講座2007」は全4回を通して担当することになり、その初回が行なわれました。継続的に講座で出会うことで個々の成長を掴めて面白かったです。



■2月

○(財)大学コンソーシアム京都でのお仕事(単位互換事業と生涯学習事業の教務事務)が佳境に。他にも連携型教育システム研究の報告書や生涯学習事業の10年史などの原稿執筆も重なり、いやぁ大変でした。



○(財)京都市ユースサービス協会主催の「ユースシンポジウム−課題を持つ若者をどう支援するか」で進行を担当。2年間に渡って企画委員会で議論してきたことが社会発信された安堵感を得ながら、自分にとってもいい整理の機会に。



○学生団体支援事業「ユースナレッジマーケット」を開始。第1回のテーマは「社会に共感される年間計画づくり」。



■3月

○2年間住み、愛すべき京都から、地元・兵庫県へお引越し。尋常ならざる荷物量に片付けきるのに5月までかかりました。



スペシャルオリンピックス日本・京都主催の「CSRフォーラム」で進行を担当。パネリストの企業関係者に触発され、CSRについて真剣に考え始める契機となりました。



○(財)大学コンソーシアム京都を円満退職。2年間のサラリーマン生活は、ホント社会勉強になりました。かなり多くの仕事を任せていただいた上司に感謝です。



■4月

○神戸市協働と参画のプラットホームでの業務開始。行政に入りこむのは大学4年の時の垂水区役所以来でしたが、「協働の時代」はまだまだこれからの概念なのだと痛感。



大阪樟蔭女子大学岐阜県立森林文化アカデミーで新規担当授業が開始。



■5月

○G.W.にまちわく理事会合宿のため沖縄へ。そのまま滞在して、レオと八重山諸島へ旅行。13回目の沖縄にして初めての八重山でした。雨続きが災難でしたが、リフレッシュ。



○総合幼児教育研究会との協働で、次世代&主任の人材育成プログラムづくりを開始。



シチズンシップ共育企画の運営委員会制度が開始。個人事業だけど任意のNPOとしての体制を構築しました。



福井県の少年少女合唱団マーレからのご依頼で、幼稚園児から中学生までを対象に杉原千畝さんを題材に平和教育のワークショップを実施。子どもの「考えるチカラ」の深さに感動。



○Winユーザーから、Macユーザーに!



■6月

○「ファシリテーション・グラフィックを学ぼう!」の第2回目を主催。「書く/描く」おもしろさをじっくり味わいました。



○僕のBHの後輩で、シチズンシップ共育企画ではよきパートナーである一郎くんの結婚式。披露宴にて人生初めて、スピーチをしました。



○「ユースナレッジマーケット」第2弾を主催。テーマは「グループを元気にする合宿プログラムのつくりかた」。



■7月

○JICA&CODE主催の「アフガニスタン・シャモリ平原における農業開発と地域防災の相互補完促進事業」のふりかえりワークショップを担当し、二重通訳という環境での進行を初体験。



■8月

○「教育ファシリテーター講座」を主催。昨年度と今年度の2回で「中級編」のイメージが大分、沸くようになりました。



○なぜかこの月は、「ワークショップのつくりかた」はじめ、教育ファシリテーション関連の研修が多かったのが印象的。



○地域団体とNPOの協働推進策について、地域組織/NPO/行政の関係者が検討する「神戸円卓会議」がスタート。進行と事務局を担当していいます。



○沖縄の高校生・大学生がまちづくりイベントを企画実施する「僕らのアクションプログラム」(プロジェクト未来なは主催)の企画研修の進行・講師を担当。昨年度の大分に引き続き、夏は高校生の「変化」に触れました。



■9月

日本歯科衛生士会九州ブロックの役員研修会で講師を担当。これがキッカケで12月には熊本県歯科衛生士会の研修も担当することに。マネジメントの課題はどこも共通ですね。



○BH時代の後輩と京都小旅行。詩仙堂でぼぉーっと思索に耽ること数時間。そういう時間も大切。



甲南女子大学大阪経済大学大学院での新規担当授業がスタート。



○毎週のように友人の結婚式がありました。めでたいことですが、結婚式貧乏に(汗)



■10月

平田オリザ脚本の青年団の演劇を鑑賞。「演劇」というツールのポテンシャルをしっかりと認識するいいキッカケになりました。



○完全な新規事業である「高校生NPOインターンシップここからスタートプロジェクト」を開始。シチズンシップ共育企画としては、初めての学生ボランティアのみでハンドリングしている事業でもあります。



社協職員研修が増加の兆しを見せた月でした。



■11月

岩手山青少年交流の家主催「フォーラムニューリーダー2007」で講師を担当。高校生110人とがっつり組んで、生徒会活動をデザインするワークショップをしましたが、ほんとに楽しかったです。



スペシャルオリンピックス日本・宮城と同徳島の「CSRフォーラム」で進行。最先端の取組みのみならず、地方中小企業の好事例とも出会いました。



○「生と死の共育ワークショップ」を主催。昨年末からずーっと企画を温めてきて、ついに第1弾「『もう死にたい』という友人にあなたはどう接するか」ができました。今年一番、自分にとってチャレンジングで意味深かったワークショップ。テーマについてもさることながら、「何のためにファシリテーションを用いるべきか?」を考えさせられました。



○「アイスブレイク100連発」を主催。がつーんと緊張の氷を壊すタイプではなく、じっくりとじわじわ溶かすタイプのアイスブレイクを体感。



■12月

住吉区アクションプラン推進委員会地域活動部会が主催するまちづくりワークショップで進行を担当。地域の方々に、地域情報を共有することの面白さを体感してもらうというものでした。地域福祉計画関係の仕事にまで幅が広がってきました。



○学生/院生の指導や学生団体支援のお仕事が多かった月です。年の瀬ということで評価がテーマのものが続きましたが、評価/改善の習慣を学生の内から身につけておくと、きっと将来に役立つはずです。習慣化を願うばかりです。



○年末にiMacを購入。MacBookとの二台体制に。実は自宅にデスクトップを置くのはこれが初めて(ずーっとノートPCのみでしたので)。





 ここ数年は、年末に温泉地でレオ(まちわく)と一緒に合宿して、手帳をめくりながら、じっくり振り返るのですが、それぞれの仕事の関係で今年は開催できなかったので、以上の通り、一人でメモ書きしてみました。あぁ、温泉に行きたかったなぁ〜