「書伝人」

nttext.jpg 今日はコンソの仕事で、ノートテイカー養成講座へ。この一年間、職場では幾つかの研究報告書、事業報告書等の発行に関わってきましたが、今日はその一つである『書いて伝える人−ノートテイカー養成講座テキスト』が、初めて同講座で使われる日でありました。



 自分が関わった他の報告書・冊子とは異なり、この講座テキストの主たる執筆者は、実際に大学でノートテイカーとして活動していた学生さんです。ワーキンググループで持ち寄った原稿に相互コメントしあいながら作成した同書は、多くのメンバーの実践に基づくもので、非常に使い勝手のよいものになったかと思います。学生スタッフの面々の努力には敬服しました。



 発行元のJASSO京都支部のウェブからPDF版をダウンロードできます。ぜひ一度ご覧いただければと思います。



 同書が「学びのバリアフリー」の理念実現に向けた一助となること、心から願うばかりです。日本はまだまだ障がい者の社会的包摂が不十分。障害の有無に関係なく、学びたいと思う人が学べる/学び合える環境を是非、つくっていきたいものです。



 「学びたい!」と思っている人が学べないという環境は、ホントに早くオサラバしたいものです。