3DK分の荷物

kyotohome.jpg このブログでは初めて発表することになりますが、お家を引越しました。京都から兵庫県尼崎市へと家を動かし、事務所機能を強化しました(「独り身なのに」2LDKに!)。



 15日の未明4時から僕が下準備をし、10時から昼過ぎまで業者の方が荷物梱包作業を行ない、16日の午前に荷物の運び出し、同日午後に新居に運び入れ、という段取りでの引越しでありました。「1Kに1人暮らし」から出る荷物量を大幅に上回り(予測済み)、業者の人に「これ、3DK分の引越しや」と言われてしまいました(苦笑)



 確かに2LDKのお家に荷物を運び込んでも、全然部屋が余ることなくで、どれほど荷物が多いのかがよく分かります。その荷物量の正体はご推察の通り、「書籍」です。給料の大半は書籍(か飲み代)につぎ込んできましたので、加速度的に増殖してしまい、500冊か600冊以上はある状態(正確に数えたことありません)。広くなった新居では、また本棚を買い足すようにします。



 これで京都生活2年は終了(写真は京都のお部屋)。もちろん、「京都」との関わりはこれからも続くものですし、尼崎〜京都はたかが40分弱のアクセスなので、そう「離れる」という感じではないのですが、やはりすっからかんになった部屋を掃除していると、感傷的になります。



 夜通し飲んだり、騒いだりしたこともありました。我が家に5人の人間が寝たこともあります。また、研修のプランを一緒に考えたり、インターン生を指導したり、小さな勉強会をしたこともありました。1Kで事務所兼用ということで、ある意味、公私がいい意味で地続きであったようにも思います。



 東京生活2年よりも確実に多くの方々にお越しいただけました。ありがたいことです。ぜひ新居も、多くの人との交わりが豊かな場としたいものです。部屋も広くなったことですし。



 京都での友達や知人との思い出を手繰り寄せながら、「ここはいい場(プレイス)だった」と確信。「場」の良し悪しは空間(スペース)の良し悪しとはまた異なります。様々な相互作用を通じた意味付与のプロセスを経た空間が場ですから、場の良し悪しは相互作用の豊穣さによって決められるものです。



 僕の中では、京都といえば「くるり」、というわけで、くるりの歌を聴きながら、そんな感じで京都での生活に思いを馳せて、新居の片づけをする日々です。



P.S.

 今回の引越しでは、職場の先輩である均さんに引越し業者の紹介をいただき、また、NPO業界の友人である健ちゃんとBHの後輩である岡ちゃんには、荷解きのお手伝いをいただきました。



 職場で同じ事業部の皆さんには、年度末の超多忙な時期にお休みを頂戴することとなり、幾つかの業務をカヴァーしていただきました。皆々様のご協力に深く深く感謝いたします。ありがとうございました!