「就活」をしている君へ。

 今日は職場の仕事で、インターンシップの受入お願いのため、企業回り。その中で伺ったあるメーカーさんの人事担当者と、「最近の就活」について話が盛り上がりました。



 オモシロイ内容でしたので、自分なりに今日の話の中で出たポイントを以下の通り、まとめてみました。就職活動中、あるいは、これから就職活動しよっかなとお考えの方への参考までに。(…といっても、このあたりのことは就活本とかで取り上げられてるんかな!?)



質問は「重要事項」の表明である

 例えば、「有給休暇はとれますか?」とか「何人採用するのですか?(何人残っていますか?)」という質問を「真っ先に」してくるように最近なってきていることに驚き。質問は何に重きをおいているのかが出るところ。こうした質問を「ついで」ではなく、「真っ先」に出すあたり、浅はかなように思える。



「何をしてくれるか」ではなく「何ができるか」

 最近の傾向として、会社が自分に対し「何をしてくれるのか」ということ「だけ」を求めてきているように思われる。「会社に対して、どういう貢献ができるのか?」を考えない人に、会社は「与えよう」とするかを考えて欲しい。



一緒に仕事をする力が重要

 仕事はひとりでできないもの。協調性はいまなお、重要な指標である。サークル離れで、バイトばかりしている学生が多く、「みんなで連携して、何かを成し遂げる経験」が減少傾向にあるのは心配。



「あたりまえ」こそ難しい

 結局は、「あたりまえ」のことが「あたりまえ」のようにできている、そのことが大事。「あたりまえ」のことができていない時に、フィードバックしてくれる友人を持てているかも、とっても大事だし、自分がフィードバックできていることもまた大事。(まぁ「あたりまえ」が何かが揺らいでいる次代ですが…) 



就職市場にふりまわされるな

 好景気から浮き足立った採用になっていることは否めない。だからこそ、学生はきちんと会社を選ばないと、振り回されてしまう。「目に付く企業」や「採用枠の多い企業」だけではなく、「いろんな企業」を視野に入れて、選ぶべきではないか。



就職をポジティブに捉えよう!

 幼かった頃、「はやくおとなになりたい」と思ったもの。中学・高校・大学と「入学」する時は期待に胸を躍らせたもの。ところが。就職はどうも正反対の位置にある。確かに様々な制約は生じるが、入社についても「新しい体験ができる場」へのエントリーとしてポジティブに捉える姿勢が欲しい。