移動時間をどう使うか?

 27日、29日、30日と今週は講座ラッシュ。詳しくはシチズンシップ共育企画のサイトにて報告している通りですが、こうした「嬉しい悲鳴があがる」状況は、移動時間をどう使うのかが、問われます。



 「問われます」と書いている以上、相当有効に使っている自信があるんやろなと読者の皆さんには思われるかもしれませんが、実態は寧ろ逆です。



 「問われる」んだけど、なかなか有効に使えていないなぁとも思っています。皆さんはどんな風に有効活用されてるんでしょう?



 僕の場合、車中でもノートパソコンを立ち上げ、がちゃがちゃとメール処理したり、文書をつくったりはしていますが、車中ではバッテリーと集中力が長くはもたないんですよねぇ。もとから、集中力散漫な方なので、根っこの問題のようにも思いますが(汗)



 で、一番時間を使っているのが読書。基本的に仕事にすぐに役に立つような本ではなく、社会学とか教育学の専門書を読んでいることが多いですね。ある種「逃げ」でもありますが、「自分を保つ」ための調整的な時間という感じです。最近では、阿部潔成実弘至編『空間管理社会−監視と自由のパラドックス』(新曜社、2006年)を読了しました。



 まだ若いので、ケータイメールももちろんしています。しかし、これは相応に非生産的。とっても大事な息抜きではありますが、その時間を、新しい企画のことや書かないといけない原稿の内容のことを考えれば、ぐっと生産性はあがるようにも思わないわけでもなく(汗)



 「したらいい」とは分かっていても「なかなかできない」。この壁をどう乗り越えるのか、逃げずに考えたいものであります。