たまには聖書

 よく「川中さんは洗礼を受けているのですか?」と質問されます。



 関西学院高等部から関西学院大学立教大学大学院と、確かにキリスト教主義教育の学校で長く学んでいましたし、高等部1年から大学2年までは、地元の教会にも毎週通っていました(大学3・4年は年数回に…忙しくなって…スイマセン)。ちなみに、教会に行き出したのは、高等部1年の聖書科の課題がキッカケです。



 しかし、僕は洗礼を受けていません。「なんで?」と聞かれると正直困るのですが、堅く信じる心があるとは言えないから、といったところでしょうか。



 そんな「不信心」な僕も、机上には聖書が置いてあり、たまに気が向いたら、ぱらぱらと読んでいます。今日はそんな気が向いた日。印象に残った聖句を紹介しておきましょう。



 わたしに与えられた恵みによって、あなたがた一人一人に言います。自分を過大に評価してはなりません。むしろ、神が各自に分け与えてくださった信仰の度合いに応じて慎み深く評価すべきです。というのは、わたしたちの一つの体は多くの部分から成り立っていても、すべての部分は同じ働きをしていないように、わたしたちも数は多いが、キリストに結ばれて一つの体を形作っており、各自は互いに部分なのです。

 

 自分はどういう「部分」を担うタレントを与えられているのか。謙虚に見つめ続けたいものです。