生涯かけて発達するための学習

sannda.jpg シチズンシップ共育企画のサイトでも報告しましたとおり、三田市社会福祉協議会の講座を担当してきました。



 このブログでは既に書きましたが、地縁組織にもマネジメント研修が求められる時代に入ったのだなぁと、今日も実感。地域で地道に長年活動される大先輩を前に講師を務めさせていただきました。



 一定の年齢になると「できあがってしまう」ものだと思うのですが、今回の参加者の方々が素直に「そういうのがあるのかー」と聴いていただけるのをみて、生涯学習は生涯発達という概念に支えられていることを、改めて思い起こしました。



 人間は生涯をかけて発達し続けるから、その発達を促すための学習活動が必要。ゆえに生涯学習が大事、となるわけですよね。



 最近、気になるのが、若くして既に学習活動を「あとまわし」にしたり、眼中から外している状態の子がいること。強くしなやかな組織は、学習する組織です。「学習」が大切にされない組織の発達は鈍いものでしょう。それは個人もまた同じだと思います。



 私もいまある知識や知恵にあぐらをかかず、学習し続けるようにしたいものです。もちろん、それは本からだけではなく、経験、そして評価からなど、すべてを含む学習活動です。