31人の高校生と過ごす5日間
8日から12日の4泊5日は、大分は九重にこもって、おおいたティーンエイジリーダー育成事業第一次研修を担当。こちらも詳しくはシチズンシップ共育企画のサイトで報告いたしますが、実に濃密な5日間でした。
ゼロからまちづくりの企画を組み、その実施スケジュールまでデザインするという盛りだくさんな内容。しかも、この研修で組んだ企画は必ず実施することが求められ、冬には評価研修もついてくるという、ハードな仕組みです。
有志の高校生の研修とはいえ、先生や親に「とりあえず行って来い」と言われて来た生徒も少なくなく、「企画」や「まちづくり」への目的意識をどのように高めていくのかということに向き合いながらの進行となりました。今回もまた、いい「鍛錬」の場を神様に与えていただきました。
スタート時には想像できないほどに、すばらしい企画とプレゼンを最終セッションで見れ、高校生の「伸びるチカラ」には、感心させられました。と同時に、「ちょっとしたキッカケ」で社会と向き合いだすことを垣間見て、キッカケのデザインの重要さを今さらながらに実感しました。関西でも仕掛けていかんと、あきませんな、うむ。
何はともあれ、あとは実践あるのみです。苦労も多いとは思いますが、「こんなチラシできました」「会議でこういうとこ、困ってるんですが…」「イベントの結果報告☆」など、様々なご報告を楽しみにしています。
今回の研修は、大分大学の学生さんがグループワークのファシリをしてくれ、また県内の教育事務所の方を始めとする社会人の方がアドバイザーとして参加し、ゲスト講師には、健ちゃん(Jaee)など個性と力量が光る方々がお越しになられました。皆さんお一人お一人の努力と貢献に深く感謝いたします。
ちなみに、朝から晩までずっと研修室に「缶詰」というわけではなく、僕もアクティビティをする時間もありましたし、レクの時間もありました。大自然の中でスターウォッチングをしたり、花火をしたり、ミニ運動会をしたり、そういう意味でも楽しかったであります。やはりアークショップは、「バランス」が大事です。