老人会にもマネジメント

sakai04.jpg シチズンシップ共育企画のサイトでも報告しましたとおり、堺市で連続担当してきた「市民活動スタートアップ連続講座」が無事に終了いたしました。



 2ヶ月にわたって、4回かけて行なわれた講座でした。主催者も私も「参加者が減っていくのでは?」と懸念していたのですが、結果は一人も脱落せずに、参加し続けてくださいました。参加者の皆さんの熱意と粘り強さ、学習意欲の高さに敬意を表したいと思います。



 今回、担当していて、興味深いと思ったのは、老人会の方々が熱心に参加してくださったことです。地縁組織も遂に「マネジメント」に関心を寄せるようになってきたのかと。これは面白い動きです。



 NPOのみならず、地縁組織が元気になるということは、「ご近所の底力」が高まることになります。コミュニティに過大な期待をすることは避けるべきでしょうが、その効用もまた、軽視できないものです。



 「川中さんがするように、ホワイトボードに紙を貼る方式で会議をしてみました。最初はみんな目が点になってましたが、少し変わっていきそうです。」とは老人会の方の声。嬉しかったです。



 地縁組織にもすっと落ちるマネジメント論、うまくつくっていきたいものです。