大切なテーマ

sakai.jpg シチズンシップ共育企画のサイトで報告いたしましたが、今日は堺市でボラマネをテーマに講座を担当いたしました。



 かれこれ5年以上前のことですが、初めて講座の講師のお仕事を担当させていただいたのは2001年1月のことです。その初めてのお仕事の時のテーマも「ボランティア・マネジメント」でした。



 以来、最も愛着をもって、最も深く向き合ってきたテーマが、ボランティア・マネジメントや人材育成に関するものです。



 2000年10月にボランティアマネジメントという概念に初めて出会って、当時自分が所属をしていたBHのマネジメントについて(本当の意味で)真剣に考え出したという経緯もあります。



 こうして自分にとって「大切なテーマ」と出会え、向き合い続けられていることは、自分にとって幸いなことです。



 現在、僕のBHの後輩の多くは、(僕らの頃よりもハードなスケジュールで)ひたむきに活動に取り組み、そしてマネジメントにも取り組んでいます。ぜひ、マネジメントに取り組むスタッフには、自分なりの「大切なテーマ」を見つけて欲しいなと思います。



 NPOにおいて仕事とは与えられるものではなく奪いとっていくものだとBHの活動で気付かされました。奪い取るときに、何を選ぶのか。そこが大事です。ぜひ自覚的に選びとって、選びとったものには「こだわり」をつくっていって欲しいものです。



 「もし、自分がボランティア・マネジメントというテーマと出会わなかったら…」と今日、講座を終えて京都に帰る車中で、ぼんやりと考えていて、上記のようなことを伝えたくなりました。(って、BHの後輩はこのブログ読んでないかな(苦笑))



 なお、2001年1月の初仕事の際、僕の(ほんっとに拙い)提案を聞き届け、どーんと進行と講師を任せてくれた宝塚NPOセンター森さんには、いまなお感謝しています。