図書購入記録(4)−『気候変動+2℃』

kikohendo_1.jpg 山本良一・Think the Earth Project編 (2006) 『気候変動+2℃ダイヤモンド社



 ここ数年、台風も多いし、何かと自然災害が多いぁ…と感じてません? 気候が変動していっている、と書くと、えらく大層ですが、僕らはその変動を生活の中で実感しています。



 この本は、この「気候変動」、具体的には「地球温暖化」について、(1)どういう経緯があったのか、(2)それは何をもたらすのか、(3)どうすれば、食い止められるか、という3点について、簡明に示してくれています。



 この本に掲載されている、温暖化の動きをCGでシミュレートした画像のパラパラ動画を見て、正直ショックを受けました。こんなに地球は温かくなっていくんや…と。このシミュレーションを「現実」にするかどうかは、一人一人の僕らの手にかかっています、間違いなく。

 

 「このままやったらアカン」。そう思った人が足元からのアクションで、この世界を変えていけることを同シリーズの『世界を変えるお金の使い方』は示してくれています。こちらもオススメ。「えっ、こんな小額で社会変革に貢献できるの?」って思える位、「身近」な話です。



 やはり事実で伝える、しかも「バシッ」と視覚的に示す、ということは、社会的にメッセージを発信していく上では、大切なことですね。「情報デザイン」のセンス、磨いていきたいものです。