言葉より態度

kawaramaci.jpg 今日はまちに黄砂が吹き荒れてましたね。京都では、黄砂もすごかったですが、明日が府知事選の投票日ということで、候補者の名前を連呼する声もかなり吹き荒れていました。



 四条河原町では、交通量が激しい4つの角で現職知事の応援団が選挙活動を行なってて、いい迷惑状態。そんな中でも「定位置」で販売されている『ビッグイシュー』を僕は購入。



 売ってくれた、販売員のおっちゃんが困った表情をしていたので、「どうしたんですか?」と聞いたところ、「まわりで選挙活動やられて、今日は立って売れへんわ。前もって来るって言ってくれてたら、違うところで売るのに、急に来られたら、片付けて移動もできないし…」とおっちゃん。



 選挙活動に必死なセンセイ方(府議や市議の方々)や選挙活動員の方々は、おっちゃんを全く無視。「弱い人の立場を支え…」などと言っていましたが、ホント空虚に聞こえました。目の前のストリートの問題を見つめれていないやんって。



 鶴見俊輔は、思想が「信念」とそれを支える「態度」の二つからなると言ってます。そして、信念(言葉)よりも「態度」の重要性を説いています。



 様々な言葉がおどる公約ですが、どこまでそれが態度や行動に落ちているんでしょう。。政治家がよく「政治への信頼の回復」と言ってますが、そのためには「生活者たる態度と行動」をどこまでとれるかではないかなと思いますが。