「謙虚」であること
シチズンシップ共育企画のサイトでもご報告したとおり、「就活ナビ@Dawn」の1回目を行ないました。
現役学生を中心とする若者と一緒に(決して単純なサクセスストーリーに回収され得ない)先輩の「生々しいお話」をお伺いしながら、「はたらくこと」、引いては「いきること」について、考える時を持ったのですが、僕自身、自分の人生や仕事を形作っている真っ只中にあり、とっても考えさせられる時間でした。
日々、忙しく生きていたり、周囲の流れに流されたりしていると、他者(今回だと吉田さん)の「生(life)」を感じながら、自分の生き方について、見つめなおすことは、容易ではありません。
今回、吉田さんのお話を聞いて、感じたり、思うことは、一杯あったのですが、一番自分の襟を正されたのは、「謙虚に生きること」ということです。
今、ファシリテーターとして、僕は教育の仕事をしていますが、この仕事では、傲慢になった瞬間に、何も伝わらなくなりますし、参加もしてもらえなくなります。参加者に聞く耳を持ってもらえなくなるのです。しかし、悲しくも時に、経験に胡坐をかいて、傲慢になってしまうことがあります。そういう時、まだまだ自分も未熟だとふりかえり、自らの弱さと向き合うために、瞑想にふけります。
ファシリテーターの仕事に限らず、何をするにしても、常に謙虚に生き、自分が他者のおかげで「いまここ」を迎えれていることを意識することが、大切なことだなぁと、改めて痛感しました。
高校3年の時に、当時通っていた教会の牧師に教えてもらった聖句があるのですが、僕は今でも日々反芻するようにしています。それを紹介しておきましょう。
「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。」(テサロニケ一5:16-18)
さて、来週も「就活ナビ@Dawn」は開かれます。ぜひ興味のある学生の方、一緒に時を分かち持ちませんか。詳しくはこちらをご覧ください。