未来への夢を膨らませる

pjnaha.jpg 17日の夜から20日の夜まで沖縄に出張していました。目的は、18日から19日にかけて行われたプロジェクト未来なはの合宿の進行を担当するためです。



 既にシチズンシップ共育企画のサイトでも報告したとおり、ミッションとビジョンを創り上げる、ハードな2日間でした(写真は今回の合宿の成果をポスターで表現してもらったもの)。



 「プロジェクト未来なは」は、那覇市を中心に活動する青年団体が連携して、青少年支援を行うネットワーク組織で、「なはまちつくる議会」などをこれまで実施してきました。僕が理事としてかかわっているまちわくもその構成団体の一つです。



 こうした地域で青少年と向き合うための協働のプラットフォーム、素晴らしいことです。今後も(まちわく理事としても)関心を寄せ続けたいと思います。



ikei.jpg 19日の研修後から20日の夕方までは、沖縄で休暇をいただきました。映画「ミュンヘン」を観たり、Barで飲み語ったり、斎場御嶽旧海軍司令部壕などを見て回ったりと、短時間で休みを満喫しました(写真は斎場御嶽の拝所から久高島を臨んで)。同世代で支え合っている仲間である、レオやキイチと語り合えることで、元気になれました。



 話は少し戻って、旧海軍司令部壕で、戦争と平和について思いを馳せながら決意したことが一つ。もし自分に子どもができたら、早い内に沖縄を一緒に旅しようということです。何を感じるのかは子ども次第ですが、「戦争」というものが、一体どういうものかを直視する機会は提供すべきでしょうから。



 しかし、沖縄戦について知れば知るほど、つくづく軍隊も国家も市民を守らないのだなぁと再確認。極論のように聞こえるでしょうが、国民を守るための軍隊など存在せず、国体や国の面子を護るための軍隊しかきっと存在しないのです。国を愛したところで、いざとなれば、国は見返りを用意してくれないことに、私たちはもっと自覚的であるべきでしょう。



 ガンジーの言葉に「平和への道はない、平和が道である」というものがあります。軍隊や暴力に頼ることなく、平和的に物事を解決するための対話にもっとこだわっていく社会でありたいものです。そうした未来への序章に現在がなりますように。