岐阜にて過ごす贅沢な日々

　月曜の夜から今日のお昼までは岐阜に滞在していました。シチズンシップ共育企画のサイトで報告したとおり、この学校で行われた授業で、ゲストスピーカーとして、いくつかのセッションを担当させていただいたためです。



　今回の滞在では、非常に美味しいお食事に恵まれました。お店で食べた味噌煮込みうどんも良かったですし、受講生の方の手づくり料理もまた絶品でした。ホスピタリティ溢れるおもてなしのおかげで、リラックスした出張となりました。皆々様に深く感謝いたします。



　そうした「おもてなし」にお応えすべく、授業にも熱を入れたのですが、少し度が過ぎて、講義量が多くなってしまったかもしれません。NPOは「やってみて」理解するのが一番です。その時に「あぁ、あいつが言っていたのはこういうことかぁ」と思い出してもらえればと思います。



　ちなみに、学校の所在地は美濃市。美濃市といえば、美濃和紙が有名ですが、左の写真にある「うだつのあがる町並み」もまた有名です。「うだつがあがらない」などと使われる「うだつ」が何かってご存知でしたか？



　うだつとは、隣家との境界に取り付けられた土造りの防火壁のことで、これが高価なもの故、「うだつがあかる」というのは、それだけ高い権威を現しているわけです。なお、三省堂国語辞典によると「うだつがあがらない」とは、「出世したり、金銭に恵まれたりしない。よい境遇になれない」という意味です。



　美味しい食材、美しい町並みに囲まれた、今回お邪魔した学校は、（何人かいる）僕のお師匠さんのお一人・研さんがお勤めの学校です。ワークショップや森林環境教育などに興味がある方には、素晴らしい環境が整っており、オススメです。