英国日記 4日目

uk4.jpg 今日は、British Councilがアレンジした英国のYoth Workの現場視察の日です。昨日まで、本当に朝から晩まで会議室の中ばかりで、(食事以外で)外を出歩くことがなかったので、ようやくロンドンを味わうに至りました。



 視察先となったのは「connexions」という若者の雇用問題について、若者への個別相談事業を行いながら、若者の問題(特に雇用問題)に取り組む関係機関のパートナーシップを促進する政府関係機関の南ロンドン支部です。P.A.(personal adviser)との個別相談から浮かび上がったニーズに即して、関係機関につないでいくというのが、大雑把な私の理解ですが、(若干理解に不安もあるので)正しい理解をしたい方は、こちらをご参照ください。



 ニートやフリーターへの取り組みについて、お詳しい方が多くおられたおかげで、私の理解も助けられましたし、良い質疑を聞くことができました。やはり視察はプロと行くべきですね。



 なお、バスの運転手の機転で、ロンドンの名所を経由しての現地との往復がなされ、コンパクトにロンドン観光ができました。ようやくロンドンに来たんだなぁと実感(笑)。



 視察後は、(非常に足早に)コヴェント・ガーデンからピカデリー・サーカスを歩き回って、お土産品を購入。夜は、延泊組でパブへ。パブは「パブリック・ハウス」の略で、公共圏を生み出したコーヒー・ハウスと近い関係にある空間のはず。今日行ったところは、かなり歴史のあるパブだったので、ここ公共圏のルーツにつながるようなコミュニケーションがあったのかなぁと思いを馳せました。