落ち着かない生き方

 先日、高等部からの友人と話をしていても、大学院の後輩と話をしていても言われたことが、「川中が、定職について安定して、落ち着くっていうイメージはない」ということでした。



 年賀状から「動き続ける緊張感。」というコピーを書いたような人間ですから、当然といえば当然ですが、少し不思議な気持ちにもなりました。



 中高時代は付き合った人によってイメージは異なるでしょうが、基本的に多くの人が予想していた僕の生き方は「平凡」なものであったのではないかと思います。「何だかんだ言って…」という冠のつくような感じでしょうか。



 ところが、大学も2年くらいあたりから、自分の「将来像」がぐぐっと揺らぎはじめ、その揺らぎに身を委ねている内に、「落ち着かない生き方」像を周囲が思い浮かべるまでに変わっていきました。



 大学でキャリア・プランニング論を昨年から教えだし、自分のキャリアプランについても考え直す機会に恵まれていますが、「なんで、こういう生き方に変わって行ったのだろう?どこに向けて、歩んでいるのだろう?」とは、いまなお、考えながら動き続けています。



 …とそんなことを思っていたら、昨晩、3月頃に私のそうした人生の選び方/創り方について、話をして欲しいとの依頼がありました。整理をするいい機会だなぁと思って、即快諾のお返事をしたためました。



 先日、就職活動に踏み出している共育企画のインターン生と銭湯で2時間くらい話をしたことが下敷きになりそうです。やはり、「伝える」というアウトプットが整理をもたらすものですね。



 また「一定の整理」がついたら、(このブログになるのかは分かりませんが)書き綴りたいと思います。僕自身の中にある、焦りや不安、恐怖といったものも、その時には、きっとうまく言語化できているはずですし。



 なお、シチズンシップ共育企画のウェブサイトで、1/27-28で担当した講座のリポートがアップされています。こちらもぜひご覧ください。