英国日記 2日目(僕の誕生日)
昨晩、早くに就寝したので、今日は5時に目が覚めました。ちょっと朝型すぎて、夜がきつかったです(苦笑)
今日は朝から夜まで一日、会議室でした。日本側・欧州側の基調講演と各分科会のキーノートスピーチが両国からなされ、日本/EUにおける青少年の現状、そして青少年の抱える課題に関する分析がシェアをされました。とはいえ、「EU」といって一括りにできず、やはり少し抽象的でした。若年者雇用(を通じた社会的包摂)についての関心(特に構造的な部分)、日本以上に高いように思いました。
その後、各分科会に分かれてのディスカッションスタート。青少年教育におけるボランティア体験活動について議論を始める前に、「それはボランティアか?ボランティア活動とは何か?」という問いが立ってしまい、VolunteeringとCommunity Serviceの違いと、その言葉の違いを際立たせるために、「総合的な学習」の時間や奉仕活動の義務化の時の議論が取り上げられました。日・EU間のボランティア活動の類似点/相違点を明らかとしたい、というモデレーターからの投げかけは、拙速すぎで、論点が何かよく分からないままに議論が続いてしまいました。やはりファシリテーターの役割は重要ですね。
そんな中、NICEの開澤さんと私が日本での実践事例報告をして、終了。私は、BrainHumanityやコンソでの取り組みから、「市民になる学びのメカニズム」について、プレゼンテーションをいたしました。さて、明日は今回の発表にどういうレスポンスが返ってくるのか/こないのか、楽しみです。この内容については、日本に帰国してからも、どこかで発表をするようにいたします。
夜は、British Councilがセッティングした晩餐会。(通訳を介してですが)ブルガリアの社会学者の方とお話をさせていただきました。青少年の育ち方を管理しすぎることへの違和感で意見を同じくでき、少しホッといたしました(EUの議論は、なんか管理的過ぎるように思えたので)。
というわけで、私の25回目の誕生日は、終わったのでした。