<助成対象公募> 大学地域連携モデル創造支援事業

 現在、働いている大学コンソーシアム京都は事業財団なのですが、数少ない助成事業の一つに、京都市から受託してハンドリングしている「大学地域連携モデル創造支援事業」というものがあります。(今年度の事務局担当の一人が私)



 大学(生)と地域(の人々)とが協働して、まちづくり/まち活かしに取り組む事業で、特に他地域が地学協働に取り組む際に参考となるような先駆性とモデル性があるものに助成を行うというものです。(助成金額は10万円から30万円、最大50万円)



 本日より公募を開始いたしました。京都の学生さん、或いは京都の市民組織の皆さんからの、大学(生)の特色を活かした「おもろい」案件のご応募をお待ちしております!

 ちなみに、この機会に、一昨年スタッフとしてお世話になったIIHOEが発行しているブックレットである、マイケル・E・ポーター/マーク・R・クレーマー『価値を創造する助成へ−フィランソロピーの新しい課題』(川北秀人監訳、IIHOE、2000年)を再読。



 助成という行為は、単純な資金支援にとどまるべきものではなく、助成先の成果の最大化をファシリテートする領域へも踏み込む必要があることを改めて確認。もちろん、いきなりコンソがそうした動きに打って出られるかは別なのですが…。